みなさん、はじめまして。エディターのHです。これまで頻繁に登場している実行委員のHとは別人です。どうぞよろしくお願いします。
私からは、前回の投稿でも少し触れましたが、創元社の『世界で一番美しい○○図鑑』のシリーズについて、簡単にその歴史をご紹介したいと思います。
まずは、なんといってもこの『世界で一番美しい元素図鑑』。すべてはここから始まりました。
タイトルにあるように掲載されている写真の美しさもさることながら、元素マニアである著者の解説文が楽しく、まさに小学生からシルバー世代まで、老若男女に支持をしていただきました。
「化学は苦手だったけど、この本は面白い!」や「学生時代にこの本に出会っていれば…」という有難い感想をたくさんお寄せいただき、おかげさまで22万部を超えるベストセラーになりました。この場を借りて感謝申し上げます。
この『元素図鑑』を発売したのが2010年10月。その後、以下のような「世界で一番美しい」本を立て続けに刊行してまいりました。
『世界で一番美しい花粉図鑑』
『世界で一番美しい種子図鑑』
『世界で一番美しい果実図鑑』
『世界で一番美しい植物細胞図鑑』
『世界で一番美しい樹皮図鑑』
『世界で一番美しい色彩図鑑』
こうして振り返ってみると、植物をテーマにしたものが多いですね。やはり美しいといえば、「自然の美」に勝るものはこの世にないからかもしれません。
実は、タイトルは「世界で一番美しい」で統一されていますが、サイズや体裁や構成はまちまちで、厳格なシリーズではありません。上記のタイトルでいうと『花粉図鑑』から『植物細胞図鑑』までが唯一明確な「シリーズもの」になっています。
ただ、1つ言えるのは、どの本についても写真の美しさは自慢できるレベルのものになっているということ(そのように自負しています)。秋の夜長でなく、夏の夜でもいいと思います。1日の終わりに、ゆったりと、こうしたビジュアル図鑑を開くひとときを持ってみるのはいかがでしょうか。なかなか贅沢な時間です。自分がほしいくらいです(心の叫び!)。
今回のブックフェア会場でも、これらの本を展示販売いたします。ぜひ実際にお手に取ってご覧いただければと思います。
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