2015年6月1日月曜日

児童書はじめました。

みなさまこんにちは。創元社TIBF2015実行委員のNです。アッ!という間に6月になり、開催まで残り1カ月となりました。委員一同、会期終了まで全力疾走いたします!

さて、前々回のブログでお伝えしましたとおり、今年のブースコンセプトは「世界で一番新しい創元社」に決定いたしました。このコンセプトにちなんで、本日は創元社の新しい取り組みである「児童書」についてご紹介させていただきます。

1冊目はこちら!



動物や昆虫の目に世界はどのようにうつっているのか、知りたいと思ったことはありませんか? この本は、いろいろな生物の視野・視力・色の見え方を、最新の研究成果と想像力に基づいて、あざやかな仕掛けで表現したフランス発の「大判仕掛絵本」です。

この驚きいっぱいの仕掛けを、いくつかご覧いただきたいと思います。


目の部分の仕掛けをめくると、その動物の見え方が一目で分かります。あなたの顔をじっと見つめる愛らしい瞳……でも、ネコは近眼って知ってました?



めくり方もさまざまに楽しめます。ヤマシギという鳥の視野は360度! 自分の背中だって見えちゃうのです。

ほかにも、ウシ、ウマ、リス、カエルやチョウからミミズまで……。身近な生き物ひとつとっても見ている世界がまったく違うということを、こんなにも楽しみながら学べる絵本は、ちょっとほかに見当たりません。(手前味噌ですが)


つづいて2冊目のご紹介です!



本書は、「見て楽しい、読んで楽しい、探して楽しい、一冊で三度楽しめる大判さがしもの絵本」です。
著者は、ポール・スミスやイッセイ・ミヤケのデザインも手がけたハイセンスなイギリス人絵本作家ウィリアム・ビーで、版元はあの「ウォーリーをさがせ」シリーズを手がけているウォーカーブックス。

そして、主人公(犬)はこの子↓
ミグルー


くいしんぼうで、ちゃっかりもののミグルーは、ぽかぽかまちの人気者。しっぽをパタパタと振って感情を表現します。


この本の見所はなんと言っても、細部にまで手を抜かない非常に手の込んだイラストです。



それに、さがしものはミグルーだけではありません。ぽかぽかまちにはこんなにたくさんの仲間がいるのです。



小道具やサイドストーリーも満載で、何度も何度も繰り返し読みたくなる絵本だと思います。

弊社の「ミグルー特設サイト」にて、訳者の前田まゆみさんによるウィリアム・ビーさんへのインタビュー記事を公開しています! 制作秘話が盛りだくさんのユニークなインタビューです。また、特設サイトにて読者アンケートにお答えいただいた読者のみなさまには、特製ミグルークリアファイル(4種類)を先着1000名さまにプレゼントいたします! ご応募を心からお待ちしております。




創元社の児童書、いかがでしたでしょうか。会期中はぜひ弊社ブースへお立ち寄りいただき、創元社の児童書をお手にとってご覧いただければ幸いです。委員一同ミグルーの着ぐるみを着て……いませんが(笑)、ささやかなプレゼントをご用意してお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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